先週金曜日の米株が大幅安となりまして、今日の日本株の動向が心配されましたが、日本株はGW前でポジション整理が元々終わっていたからか、130円台で取引されているドル円に支えられたか、いずれにせよ終わってみればほぼ変わらずとなりました。

そうはいっても米株は、アマゾンの急落に端を発してハイテク株安となる展開だったため、日本株もグロース株や中小型株が売られる展開になってしまい、我々的には辛い展開となりました。

 

とりあえず3,4日(日本時間4、5日)の米FOMCの結果待ちです。いつものようにあく抜けの買いとなってくれるかどうか、今回はホントに分かりません。5月の0.5ポイント利上げは織り込み済みですが、6月での利上げは0.5ポイントもしくは0.75ポイントを半々ぐらいの織り込みですので、タカ派的なコメントが出ますと一気にそれを織り込む流れとなり、株は一旦弱含むこととなりそうです。日本株は円安が続く限りは、下がったら買いのスタンスで良さそうですが、ただいずれにせよ次は5月9日にロシアで戦勝記念日という地政学的に何かが起こりそうなイベントが控えており、ポジションはまだ大きく出来なさそうです。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]