米FOMC前ですし、株価のレベル的にも取り立てて何かやりたい(売り買いしたい)というところでもありませんので、本日の日本株は全般的には終日小動きとなりました。

ただ、中小型株はいつものように、リスクイベント前のリスク減らしの売りが出て、指数も弱かったですが、それ以上に個別株では下げがきつく大きくなっているものが目立ちました。いつものパターンであればイベント後に戻りますので、ここらは焦らず待ちたいところです。

そうはさりながら、昨日もコメントしたとおり株は少し楽観モード気味になって米FOMCを迎えますので、波乱もあり得ます。パターンとしては発表後の米株1日の値動きでは分からず、2日での判断(往々にして2日目は、1日目と反対の動きなったりするため)が必要となりますので、そういう意味では日本株は休日明け4日の朝に、流れを判断すれば良さそうです。今晩の動きのことはあまり考えず、明日はあまり悩むことなくお休みできますね。上の流れとなってくれれば、年末に向けて素直に乗っていきたいところですが、さてどうか。

 

昨日弊社も注目していたプラスゼロ(5132)、本日もストップ高となりました。時価総額150億円で、本日の売買代金が150億円は凄い。。。今期(23年10月期)ベースでのPERはおよそ90倍ぐらいと思われ、弊社の基準で買いにはならないのですが、もちろん「第4世代AI」関連銘柄として、EPSはそれ以上の伸びもあるわけで、そこはモデル化が難しいところです。単純にPER100倍まではエイやっと買うのか、買いが続くなら乗っていくだけなのか、そんなプレーですね。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]