本日も下げてはしまいましたが主要指数で-0.6%~-0.7%程度と、日本株は一旦下げ止まりは近いかなーという感じではありました。

昨日ランチタイムでの、突然の日銀による長期金利許容変動幅拡大のニュースからスタートした株安などの動きは、その後の黒田日銀総裁の「利上げや金融引き締めではない」というコメントが一応功を奏したのか、落ち着きを取り戻しつつあります。昨日より進行した円高分だけ今日の株は下げたなという感じでしたが、ファクターがぐちゃっとなって、どうにもできないという感じではなかったです。

 

市場の気持ちは、今日の東証マザーズ指数の日中の動きを見ると分かりやすいですね。寄り近辺で株価は下げたが落ち着いた後に、打診買い的なものが入ってきて、何しろ板が薄いので3%弱の戻りを見せてプラス圏で推移、しかし結局11時ぐらいから失速し再びマイナス圏へ、その後13時くらいからは膠着状態となりました。下げたら買いたい人はいるのですが本腰は入らず、リスクを落とす売りもまだ当然あるので、我々も本格的に買っていくのはまだ難しそうです。

 

米金利が落ち着いたと思いましたら、昨日からは日本の金利も見なくてはならなくなりました。今日の話題は新発2年債利回りが一時、2015年以来のプラス金利となったこと。その後はまたマイナス金利に戻っています。ここら辺の金利が変な急上昇を見せない限りは、一般企業の資金繰りへの悪影響は非常に限定的となりますので、景気減速懸念で株が買えないということも無くなります。しばらくはここに注目です。逆に急上昇するようであれば、一般企業の資金繰りも不安になりますが、昨日今日買われている銀行、保険が買われている理由(長短金利スプレッドの拡大)も無くなりますので、上がった分急落、市場総崩れが心配となります。まあ、今のところは大丈夫そうですね。

あとは、円高がどこでとまるか。理論上のレベルというのが難しいので、心理的なレベル130円のところが一つのキーレベルです。

日経は、5月以降は割っても戻ってきた26,000円が一つのメドですが、金利高という悪いファクターが増えているのも事実ですので、3月にあった25,000円割れまでの下げは頭の片隅には入れておくべきです。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]