今日は日経平均+0.1%、TOPIX-0.2%と上げ下げ分かれました。
日経平均は、朝に4万円を回復してさあ反転かと思させてからの下げで失望感を招きつつ、後場は下げそうなところをジリジリと小幅ではあるものの引けにかけて戻す腰の強さも見せ、上下どちらの方向性ともいえない感じでした。ドル円が152円に近付くほどに、円安を好感して日経平均は上げるのではなく、むしろ下げるような感覚があり、為替介入への非常に強い警戒感が見て取れました。ドル円が介入で一旦円高になるか、152円を突破しても介入なしで円安となるのか、そうしたあく抜けが必要かもしれませんね。
グロース250指数は-2.8%ときつい動きとなりました。チャート的に少し崩れそうな感じになっており、より警戒モードとなってしまいました。ただ一方で、反転を見せる銘柄もチラホラと見え始め、個別銘柄からの判断としては少し希望が持てるような感じにもなっています。投げ売りしなければいけない相場ではなく、我慢しながら待ちの局面であると考えています。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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