TOPIXリバランス取引があったので引けに売買代金が増えましたが、それを除くと昨日と同じぐらいの売買代金のペースでして、今日も閑散といった感じでした。

寄り付きからしばらくは弱いけれども引けにかけてジリジリ上がっていくというのも昨日と同じというか、最近そういうパターンが続いていますが、弱く寄った後で戻り、日経平均-0.0%、TOPIX+0.0%とほぼ変わらずで引けました。

 

注目されていたエヌビディアの決算は非常に強い数字でしたが、売上高見通しが一部の(強すぎる)市場期待に届かなかったということで、時間外で一時8%以上下落しました。ですがまあある程度先に売られていたということもありまして、日本の半導体関連銘柄はレーザーテック-1.5%、ディスコ-2.5%といった感じの下落で済んでおり、エヌビディアショックとはならず一安心というところでした。

 

イベント通過で上昇と行きたかったですが、なんとも市場にエネルギーがなく、今晩の米株がなんでもなく強かったら日本株もまた違うステージに入れるかもといった感じですね。明日は金曜日、月末ですので、来週から仕切り直しとなりそうです。

 

グロース250指数は-0.5%と続落しました。市場のエネルギーがないと、中小型株には買いが入りづらいです。

個別銘柄の値動きもバラバラでプレーしづらいマーケットでしたが、さすがに昨日よりは買いが入ってきている雰囲気はありました。

中小型株も来週からの勝負となりそうです。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]