日経平均-0.7%、TOPIX-0.8%、東証グロース250指数-1.3%と反落しました。

昨夜の米8月PPI、失業保険申請件数などは無難な数字で米株は強く、寄り付きのメジャーSQも通過して問題なしと思われましたが、一時140円60銭台まで達した円高により、弱い展開となりました。

 

米ハイテク株高により日本の半導体株が昨日に引き続き強く、東京エレクトロン+1.7%、ディスコ+1.9%、アドバンテスト+1.3%となっていたり、米系証券会社の新規買い格付けにより川崎重工が+7.3%となって三菱重工も+2.4%となったりと上げるものも目立ち、指数は小幅な下げに留まりました。

全体の雰囲気はまちまちという感じでしたが、いずれにせよこの円高にしてこの全体の下げで済んだのは、やはり日本株の基調は強いと言っていいと思います。ただ、だからと言ってこの円高で今積極的に買えるかと言えばそうではないので、プレーが難しいところですね。

 

来週の米FOMC待ちで、それまでは、米株のサポートが無ければ、下値は公的系の買いで支えられながらも、やや弱い展開が続きそうです。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]