今朝未明の米FOMCでは予想通りの-0.25%ポイント利下げながら、来年の利下げ回数が3~4回と見られていたところ2回の見通しとなり、金利低下ペース鈍化が嫌気され米株指数は3%もしくはそれ以上売られました。
日経平均先物も昨日の引けから2%以上安いところ(38,200円)まで一時売られましたが、今回も38,000円サポートが効いてそこからは反発し、お昼に日銀金融政策決定会合で利上げ無しが発表されると、もう少し戻して引けました。
日経平均-0.7%、TOPIX-0.2%と、米株の弱さを考えれば上出来の小幅下げと言えるでしょう。
そして引け後の植田日銀総裁の記者会見はハト派だったとみて、ドル円はお昼の154円台半ばから今現在157円を突破する円安となっており、日経平均先物も39,350円まで買われています。
日米会合警戒感から売られる前の先週金曜日のレベルまで行ってこいで戻ってきただけとも言えますが、ドル円が157円まで円安となってこの日経平均先物のレベルは、39,500円の壁がまだやはり厚いということを表していそうです。
そもそも植田日銀総裁の記者会見をハト派と捉えた向きが多数派なのでこうした展開になっていますが、個人的にはそこまでハト派ではなかったと考えています。
トランプ新米政権や春闘を見たいという発言を、じゃあ1月の利上げは無く3月でもまだやらないかもと解釈しているようですが、その前でも判断材料が出そろう可能性があるとも発言しており、従来の見方にそれほど変化がないとも言えます。
特に”春闘”という単語に市場が過剰に反応しただけかもというところがあり、年末ラリー期待があるし上げそうなら買いでついていかねばと身を乗り出しつつも、39,500円を超えていくには材料が足りないと考えています。
いずれにせよ今晩の米株が反発出来るかどうか次第が大きいですね。今日明日終われば欧米投資家はクリスマス休暇に本格的に入りますので、その前にどちらにいくかが注目されます。
グロース250指数も-0.8%と下げました。
日中はむしろ大型株指数よりも力強さを感じた局面もあったのですが、その後は金利と為替主導の上げになってしまったため、取り残される展開になりました。
こうした出遅れはいつものことですので、明日以降のキャッチアップが期待されます。
ただ、これ以上円安が進まなければ、という条件付きでもありますので、少しだけご注意を。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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