昨晩発表の米12月CPIでコア指数の伸びが予想より下で、早期利下げ期待から米株が上昇。

日本株も上でスタートしましたが、その後はいつものごとくで売られ始め、植田日銀総裁が次回会合で利上げを議論するとして円高となってさらに下げ、そしてしかしTSMCのガイダンスで買い戻されという展開。

日経平均+0.3%、TOPIX-0.1%と動きは少ないながらも少しバタバタした一日となりました。TSMCを見て半導体株が買われての戻しでしたので、日経平均主導での上げとなりました。

 

個別銘柄では電線で古河電機が+7.7%と強く、久しぶりに防衛株でIHI+0.5%、三菱重工+1.5%と昨年主役のものがやや強いぐらいが目立ったくらいで、大型株で特に何ということはなかった感じです。

あと、暗号資産株も全般強かったですね。それからニトリ+4.9%、ワークマン+5.3%と円高メリット株も。

下げた方では、海外での株式売り出しのニュースを受けて、村田が-4.5%でした。

 

引き続き来週からのイベント待ちです。

 

グロース250指数は-0.2%と続落しました。

タイミー+2.3%、ライフネット生命+5.3%といった主力が強く、一昨日好決算のククレブ+25.4%、グロービング+11.2%は今日も大きく上げました。

visumo+16.9%と直近IPO銘柄や、ヘリオス+15.5%などバイオ株も強いものがあり、中小型株全般の雰囲気そのものは悪くなかったです。

 

日経平均やTOPIXがウダウダしているうちは、中小型株でいい勝負ができる環境が続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]