受け渡し日ベースで新年度入りした本日でしたが、日経平均-1.8%、TOPIX-2.1%と下げました。

配当落ちが日経平均で-0.8%、TOPIXで-1.1%ありますので、実質は両指数とも-1%程度の下げではありますが、配当落ちを埋められないというのは弱気相場のサインですので、テクニカル面で警戒は必要なところです。

一方、14時半くらいから買戻しのような動きがあり、日経平均が37,000円を超して引けたのはポジティブというか、意地を見せたというか、需給面で少しいい希望が出たところでもありました。悩ましいですね。

 

まあいずれにせよ、週末のトランプ発言待ちとなります。自動車関税に関してはこれ以上悪くなりようがありませんから、週末に何かしらの緩和策が出ての週明け強いか、来週発動してのあく抜けに期待です。

 

グロース250指数は-0.3%と下げ、中小型株も小動きな感じでした。

こちらは、14時くらいまではプラス圏での取引となっていましたが、大型株の買い戻しと呼応するように引けにかけて逆に売られたような感じで、マイナスでの引けとなりました。

 

大型株、中小型株ともに個別銘柄でどうこうというよりは、全体の緩いリスクオフでズルズルといった感じで、勝負のしどころが無かったですね。

 

週末は寒いようですが、ゆっくり休みましょう。

今週もお疲れさまでした。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]