年度末の日本株は、日経平均-4.0%、TOPIX-3.6%、グロース250指数-2.6%と大きく下げました。

4/2発動予定の米関税あく抜け上昇を期待しましたが、まだそれまでは間がありますし、年度末で買いが動きづらい中、米スタグフレーション懸念のリスクオフ売りによって、ズルズル下げる展開でした。

 

ただ日経平均35,500円のところでは買いも観測され、それ以上を売り込む動きもなく、後場はただ見てるだけといった感じでしたね。

東証プライム市場の売買代金は5.4兆円と増えましたが、今日は日経平均リバランス取引もあり、パニック売りということではなく、ただまあ今日はそんなものかという淡々としたものでした。

 

何もなければ35,000円ぐらいが今年の相場のボトムであろうという見方が年初に多かったと思われますので、ここら辺まではまだ想定の範囲内です。

35,000円を割ってしまうとテクニカル的な警戒度は増しますし、米関税政策次第で大きな下落も十分ありますけれども、ここら辺でちょっとくらいは買ってみたい、そんなレベルであろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]