昨夜の米株は少し落ち着きを取り戻してやや強めでしたし、日本株も寄ってほどなくして日経平均が36,000円を回復しましたので、昨日のレベルで少し買いという相場観は合ってたなと思っていましたところ、売り圧力は今日もあり、そして今日は早めの9時半くらいから下げる展開で、引けは日経平均+0.0%(35,624.48円)、TOPIX+0.1%とほぼ変わらずでの引けとなってしまいました。
一つ良かったのは35,500円近辺での買い、あるいはそこから下は売らない動きは今日もありまして、一定の底堅さはあったのは良かったです。強いサポートという感じではないのですが。。。
東証プライム市場の売買代金も4.1兆円まで減っており、売りも買いも積極的ではなくトランプ米大統領の次の政策発言待ちとなっています。
グロース250指数は-2.2%とやや大きく下げ、中小型株は大きく下げるものが目立ちました。
グロース250指数先物には1日を通して買いが見えていましたが、先高観の買いというよりは、中小型株ロングショートファンドのリスクオフのアンワインド(現物売り、先物買い)という感じでした。
そうした売りが個別銘柄に出ていることで、良ファンダメンタルズ銘柄の方が大きく下げがちという、リスクオフ局面でよくある悪いパターンになっており、ファンダメンタルズプレーヤーにはキツイ1日でしたね。
大型株、中小型株ともに今日はどうしようもないところですので、明日以降のあく抜け待ちとなります。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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