米国長期格付け引き下げで心配した米株は、寄り付きこそ弱かったものの引けにかけて戻してほぼ変わらずで引け、ニュースは織り込んだと見た今日の日本株は、日経平均+0.1%、TOPIX+0.0%と変わらずとなりました。
米債の動きに関係したかどうか、債券のほうで20年債入札が低調で利回りが上昇し、30年、40年債の利回りが過去最高を更新するなどやや不穏な動きがありました。
円高傾向もあって日本株はイベント通過で上げるというところには至らず、フラットにとどまった感じですね。
セクターとして銀行、電気機器、輸送用機器、機械が買われ、繊維製品、電気・ガス、空運、陸運などが売られてリスクオンの形が見えましたが、寄って10時くらいの高いところから引けにかけてズルズル売られる良くない需給も見え、上下トレンド判断は再度今晩の米株を待つというところです。
TOPIXコア30が+0.6%と買われたところは、海外投資家の買いが入っているいい形で、ソニー+4.6%、リクルート+4.4%が目立ちました。
その他個別では、サンリオ+9.4%が売買代金2位で大幅高しました。こちらは月末のMSCI組み入れ需要絡みもありますね。
さて毎日のように言っておりますが、大型株の動きが止まると強いのが中小型株。
今日のグロース250指数は+0.9%でした。
ただ、グロース250指数の上げ6.25ptのうちでサンバイオ+16.3%が+6.02ptの貢献度で、それがなければ指数はほぼフラットでした。
東証グロース市場で上げ/下げ銘柄比率は46%/48%と下げ銘柄のほうが多かったです。
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