EUへの50%関税の話で先週金曜日は米株もオーバーナイトの日経先物も下げていましたが、今朝にはその発動延期が伝えられました。

それを受けあく抜け的に買われた日本株は、先物の下げ分を取り戻した後も勢いがついて的に更に買われ、日経平均+1.0%、TOPIX+0.6%と続伸しました。

 

三菱重工-0.4%は下げましたが、川崎重工+3.5%、IHI+0.4%と防衛関連銘柄が先週金曜日に引き続き買われ、フジクラ+1.0%などと電線関連銘柄、ディスコ+2.5%、アドバンテスト+4.2%、レーザーテック+5.0%などと半導体関連銘柄も大きく上げました。

 

ブルマーケット型の上げで、雰囲気は非常に良かったですね。

ただ、売買代金は東証プライム市場で3.5兆円と減少し、今晩英米が休日のため商いが薄い中を買戻しで上げただけのような感じもあり、強気転換とは言えなさそうです。

 

グロース250指数は+1.6%と反発し、中小型株で大きく上げた銘柄が目立ちました。

 

先週金曜日に大きく下げていた暗号資産関連銘柄が、メタプラネット+18.4%、リミックスポイント+5.3%、フィスコ+21.7%と急反発したことで、中小型株かいわいの雰囲気も非常に良かったです。

GNI+17.0%、タイミー+7.2%、サンバイオ+3.3%と主力が買われ、note+10.7%、Heartseed+8.8%、デジタルグリッド+4.6%といった銘柄も大きく上昇しました。

 

今週もまだまだ中小型株で勝負できそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]