昨日後場の買い疲れ感が続いたのか、今日の日本株は日経平均-0.4%、TOPIX-0.1%と反落しました。

 

まあ今日は単純に、インテルに3,000億円出資との報道があったソフトバンク-4.0%が、投資先がインテルということを嫌気されて一時-5%超の動きとなり、サンリオ-10.4%、任天堂-2.6%などこのところずっと強かった先導株を、全部下に引っ張ったのが下げの主因です。

三菱UFJも-2.6%と銀行株は今日も弱く、超大型株の利食いが急がれた感じで、TOPIXコア30も-0.5%と弱かったですね。

 

東証プライム市場の値上がり/値下がり銘柄数比率が65%/31%となっており、医薬品や不動産などこれまで日陰だった銘柄が全般に買われました。

健全な資金ローテーションを感じさせ、指数は下げてもむしろ相場の強さの印象のほうが強かったです。

下よりは上の方向性の可能性が、少し高まった雰囲気でした。

 

グロース250指数は+0.1%と、今日も中小型株は悪くありませんでした。

 

弊社リサーチのコラム推奨銘柄のパフォーマンスも良く、良ファンダメンタルズが素直に評価されるいいマーケットです。

痛しかゆしいったところはありますが、昨年12月に推奨した銘柄が目標株価達成後も上昇を続け、今日はとうとう大商いで+15.3%とさらに急騰していたりや、4月推奨銘柄も目標株価達成後もずっと上がっていて今日も大幅上昇と、上がる銘柄がさらに上がる、そんなマーケットになってます。

なかなか新規買いがしづらく、保有銘柄をどこまでロングのまま引っ張れるかのチキンレース的状況な感じでやりづらい部分もありますが、悪くはないマーケットではあります。

 

少しずつ利食い売りをしながら、押し目を待ちたい局面だと考えています。

ロングをもっと持ちたいなら、材料株系でバタバタ勝負するのでなければ、個別銘柄よりは指数ロングの方がリスクリターンは良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]