今晩のジャクソンホール会合でのパウエル米FRB議長の講演警戒で、アクティブな動きはそれほどありませんでしたが、日米金利上昇により金融セクター(保険、証券、銀行)が軒並み強く、日経平均+0.1%、TOPIX+0.6%と反発しました。
昨日下げて今日あげてと、警戒感の中フラフラしてるだけといえばだけでした。東証プライム市場の売買代金は4兆円割れと、やや閑散でした。
米エヌビディアがH20を生産停止とのニュースでガクッと売られる局面がありましたがすぐにリバウンドし、底堅さは今日も続きました。
グロース250指数は-0.4%と続落し、中小型株は基調弱いながらも強いものは強いという、個別銘柄勝負のマーケットでした。
暗号資産関連、特にステーブルコイン関連銘柄が大商いで急騰しました。アステリア+22.3%、インタートレード+20.1%、電算システム+17.3%、Speee+15.0%、CAICA+37.5%あたりが目立ってました。
買い資金を暗号資産関連銘柄に全部持っていかれた感があり、アクセルスペース-14.6%、データセクション-7.4%、タイミー-3.6%、QPS研究所-5.4%とと、主力どころが商いを伴って大きく下げました。
イベント通過を待ちましょう。
今週もお疲れ様でした。
The following two tabs change content below.
ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:パウエル米FRB議長の講演警戒で小動きだが、日米金利上昇で金融セクター強く、指数は上昇。中小型株は、暗号資産関連銘柄が強く、主力株は下げる。 - 2025年8月22日
- マーケット一言:ジャクソンホール会合警戒で下げる。売買代金も減少でイベント通過待ち。 - 2025年8月21日
- マーケット一言:日経平均大きめに下げたがソフトバンクG、アドバンテストの下げでが大半。相場は今日も強さの印象の方が強い。中小型株はリスクオフ的に主力株大きく売られる。 - 2025年8月20日
- マーケット一言:指数反落だが、相場の強さの印象の方が強い。中小型株もいい。 - 2025年8月19日
- マーケット一言:お盆明けでも史上最高値更新。後場にはやや買い疲れ感。 - 2025年8月18日