米株高もあり、トランプ米大統領が対日本関税に関して署名をし、大半のものが最大15%関税で確定して安心感が広がりもありで、日経平均+1.0%、TOPIX+0.8%と続伸しました。

 

ただまあTOPIX輸送用機器指数(自動車)は+1.6%と伸び悩み、関税15%は織り込み済みだったんだねという感じになりまして、なぜかニコン+5.8%を筆頭にTOPIX精密機器指数が+2.7%と、セクター指数でトップパフォマーだったのが目立った他は、米雇用統計前で全般静かな感じでした。

 

グロース250指数は+0.9%と大型株指数並みに上昇し、中小型株はほっと一息という感じでした。

 

今日もまた東証グロース市場の売買代金上位に主力銘柄があまりなく、個別銘柄は少し荒れた感じでファンダメタルズプレーが若干辛い感じもありましたが、リサーチのコラム推奨銘柄のパフォーマンスはとても良く、ファンダメンタルズ銘柄に資金が入っているのは間違いなさそうでした。悪くないです。

 

自民党総裁選前倒しがあるのかないのかはまだ不透明で、あるのであれば(悪い)円安、金利上昇があっても、不透明感払拭や財政出動期待で日本株上昇といきたいところです。

今日の助川電機(高市さん銘柄)+7.2%を見ていますと、高市さん新首相かどうかはともかく、新政権期待の買いはもう入っていますので、出尽くしではなく本格的な買いがきっちり入ってきてくれればと思います。

 

ともかく米雇用統計を待ちましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]