日経平均-2.6%、TOPIX-2.0%、グロース250指数-3.2%と、やや大きく下げました。

 

金曜日引け後に、公明党の自公連立離脱で日経平均先物は現物引け値48,088円に対して-1%程度まで売られ、そして米株時間で米トランプ大統領の対中追加関税100%のニュースが出たことにより、土曜日の朝には先物は45,100円台(現物引け値円比-6%以上)まで売られていました。

週末にかけいつものTACOで米トランプ大統領の姿勢が和らぎ、昨晩の米株の強さもあって、昨日(今朝まで)の日経平均先物はすでに47,000円程度まで戻していました。

そして今日の現物ザラ場高値は47,865円と、もうすぐ何もなかったようにほぼ変わらず!まで戻した後、中国からの対米やや強硬発言やら、高市新首相誕生が難しいかもという見方の増加などにより売られ始め、引けにかけてずるずる下げる展開となりました。

 

忙しい日でした。。。

 

今日も金曜日と同様に高市トレード利食いがみられ、半導体関連銘柄も含め、先週までの上げを主導してきた銘柄群の下げがきつく、個別銘柄プレーヤーには今日もきつい日となりました。

 

高市新自民党総裁誕生と同様、現状も政治の世界は一寸先は闇ではあるものの、国民民主党と立憲民主党の政策の隔たりの大きさから、野党共闘は今のところ難しそうですね。

指数はまだなんともですが、個別銘柄で見ていますとサポートレベルまで下げてきた銘柄も多く、今日の下げでいったん織り込みとなっても良さそうです。

 

中途半端な下げ程度で買い増しは厳禁な状況ではあるものの、トレーディング的には少し買いからプレーしても面白そうです。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]