相変わらず米株次第な日本株ですが、昨晩の米株が民間の雇用市場指標が悪いのをみて下げていましたこともあり、日経平均-1.2%、TOPIX-0.4%と反落しました。

 

フジクラ-5.2%、ソフトバンクG-6.9%、アドバンテスト-5.5%と半導体関連銘柄が大きく下げました。MSCIに採用されるキオクシアは+4.7%と上げました。

防衛関連銘柄が三菱重工-3.7%、IHI-3.8%などと下げ、金利低下を嫌気して銀行株など金融関連銘柄も下げました。

 

決算ものではリクルートが+16.1%と大きく上昇しましたが、味の素-16.2%、太陽誘電-16.1%、ローム-13.5%などもあり、決算発表シーズン前半の決算が出れば何でも大幅上昇といった感じが、出れば何でも大幅下落なステージに転じた感がありますね。

好決算でも出尽くしで下がる銘柄のほうが目立ちました。

 

グロース250指数は-0.3%と、大型株指数に対し善戦しました。

 

中小型株の主力でフリー+1.9%、トライアル+2.1%、GENDA2.3%などと下げ止まった感じの銘柄もありましたが、名村造船-6.0%、メタプラネット-2.1%、サンバイオ-9.5%、助川電気-7.0%といった銘柄が商い上位で下がっていると、どうしても盛り上がりには欠けました。

 

グロース250指数の引けは700.84とぎりぎり700をキープできたのがまあよかったぐらいでしたね。

中小型株の我慢の時は続きます。

 

4日間の取引日しかありませんでしたが、日中の動きが激しくて疲れましたね。

週末はゆっくりお休みくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]