本日の日本株は日経平均-1.1%、TOPIX-1.0%と反落しました。

 

日経平均5万円より上だからか、昨晩の海外時間で売り圧力があり既に先物は下げていて、日本時間では下での寄り付きとなりました。

円利回り上昇あり、円高あり、そしてそこからさらに日銀の今月利上げかつその後も利上げ姿勢維持との報道もありでしたが、それで売り込まれるということはなく、どちらかというとそれでも買われる、下げても戻す、そんな強さのほうが印象に残りました。

今日は昨日のように大きく上昇させる買いにはならず下げましたが、需給はそれほど悪くないようです。

 

一方、個別銘柄の動きには変な偏りがあり、例えば売買代金トップから順に、ソフトバンクG+6.0%、キオクシア+4.0%、レーザーテック+1.2%、(アドバンテスト-2.4%)、フジクラ+1.8%、三菱UFJ+0.6%という感じで、下げ相場なのにいつもの上げパターンの銘柄群が上げています。

それに対し、東証プライム市場の騰落銘柄比率が上げ19%/下げ77%となっていますので、全面安と言おうとすれば言える感じでもあるのです。

だからといって、こうすれば儲かるというものはないのですが。。。昨日も個別銘柄は変な動きをしておりましたので、昨日今日で、持ってるご自身のポートフォリオのPLの出方が理解しがたいものであっても、昨日今日はそうなんです、ということをお知らせするだけというばだけの感じです。

 

グロース250指数は+0.2%と、中小型株は下げませんでした。

こちらは大型株指数とは逆に、10時前ぐらいまでは非常に強く、中小型株相場がやっと来たかと思わせてからの引けにかけて弱いという感じでしたので、上げはしましたが売り圧力も感じる残念な感じでした。

 

東証グロース市場売買代金トップの免疫生物研究所が-10.1%と雰囲気を悪くしましたが、2位Heartseedが+20.1%、4位サンバイオ+6.2%がバイオ相場の主役交代とばかりに上げました。

QPS+11.7%、Synspective+8.1%と宇宙関連も強かったです。

フィジカルAI銘柄もまた買われ、豆蔵+3.8%、Cyberdyne+5.7%、ハーモニックドライブ+2.5%、菊池製作所+19.4%、アール・エス・シー+24.6%、ヒーハイスト+16.4%となりました。

 

来週は今年最後のメジャーSQ週。

おかしな動きもまだあるかもしれませんが、慎重に、しかし楽しんでまいりましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

【参考銘柄】フィジカルAI関連銘柄

弊社はあまり派手な動きをする銘柄はプレーしないようにしておりまして、動きは地味目になるかもしれませんが、ファンダメンタルズも良好な銘柄を一つ。

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]