日経平均は-1.0%、TOPIXは-1.3%、グロース250指数は-2.4%と反落しました。

もっとも、TOPIXコア30指数は-0.7%にとどまり、下がった場面では大型株に機関投資家の買いも少し入っているように見え、需給はやや好転している印象です。

 

きょうの重しは、原油備蓄放出の話が具体化しても原油高が止まらなかったことに加え、米プライベートクレジット懸念がくすぶったことでした。

円も一時159円台まで下げ、金融や不動産が売られて指数を押し下げました。

ただ、14時ごろからはまとまった買いが入り、引けにかけて戻したため、数字ほど雰囲気は悪くありませんでした。

 

個別では、売買代金上位は引き続き半導体・AI関連が中心でしたが、キオクシア、古河電工、アドバンテスト、JX金属が下げる一方、フジクラ、レーザーテックは上昇とまちまちでした。

任天堂は+2.2%と今日もしっかりで、三菱重工+3.6%、川崎重工+3.8%、IHI+1.1%と、きたる上げ相場で主役となることが期待される防衛株が久しぶりにすっきり買われたのはポジティブでした。

 

一方、今日は中小型株はやや厳しく、パワーエックス+5.1%のような強い銘柄はあったものの、オンコリスバイオファーマ-11.9%、3Dマトリックス-6.6%、GNI-4.2%などバイオが弱く、AIメカテック-6.1%、精工技研-2.4%、日本ギア-11.2%など、これまで買われていた銘柄にも売りが広がりました。

 

大型株、小型株ともに大きな流れが見えず、ややスッキリしない一日でした。

 

明日はメジャーSQを通過し、入り組んでいたデリバティブ要因はいったん整理されます。

通常なら仕切り直しから上を見たい局面ですが、結局は戦争と原油次第です。

ポジションは少し小さめにしつつ、地合いのわりに強い銘柄を見極めたいところです。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]