昨夜の米株がナスダック総合指数主導(ハイテク銘柄主導)で下げており、日本株もそこそこの下落を心配しましたが、配当再投資の買いに支えられ、日経平均-0.4%、TOPIX+0.2%とほぼ変わらず的な動きとなりました。

 

昨夜にグーグル新技術(LLMの必要メモリを6分の1に)の織り込みが米株であり、サンディスク-11.0%、マイクロン・テクノロジー-7.0%となるなど半導体関連銘柄が大きく下げましたので、今日の日本時間でキオクシア-4.2%、アドバンテスト-3.9%などが再度売られ、昨日は強かった電線関連もフジクラ-1.7%、古河-4.1%などと下げと、半導体・AI関連銘柄主導で日経平均は下げました。

 

原油価格が再び上昇基調ですので、INPEX+4.5%、石油資源開発+2.7%など関連株が買われ、配当再投資の買いとリスクオフ銘柄物色で、電力、医薬品が強かったです。

 

グロース250指数は+2.0%と上昇し、昨日の下げの一部を取り返しました。

 

指数も中小型個別銘柄も、その上げは昨日の下げに比べて物足りなくはありましたが、反発するとして今日下げてからの来週あたま実質新年度入りからとみていましたので、意外感ありで上げたのは悪くはなかったかと思います。

 

個人的にはもうひと下げ欲しかったパワーエックスが+7.7%とようやく反発し、GNI+6.9%、トライアル+4.1%、タイミー+4.1%などその他の主力も上昇しました。

 

半導体・AI関連銘柄が弱いと中小型株全体が買われる、そしてSaaS銘柄が買われる(フリー+3.5%、サイボウズ+2.4%、Appier+6.8%など)といういつもの傾向が出て、全体の雰囲気が良かったですね。

今日上場のセイワHDが1,220円(IPO価格1250円)で寄り付いたあと1,520円のストップ高まで上昇して引けており、これも中小型株の買いムードに貢献しました。

 

ただ本日は、ドル円が160円台に迫る円安となり、長期金利が超長期を中心に上昇しと、久しぶりに強めの警戒シグナルが出た感じです。

もちろん週末のイラン情勢次第(米地上部隊投入あるかなど)ですが、何もなくてもマクロ的には日本株は下げやすい状況です。

引き続き警戒していきましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]