先週金曜日のコメントで、ファンドの解約売りが出ている雰囲気という話を致しました。
それに加えまして、新市場区分への移行(22年4月4日)に向けて、プライム市場に指定されるために流通株式を増やそうとする、持ち合い解消の売りが加速しているからという話も聞きました。
売買フローの直接のきっかけが何であったか、本当のところは誰にも分からないのですが、少なくともおかしな動きであったのは、数字で裏付けられています。ファクター分析において、先週1週間の株価の動きは、中期モメンタム、バリュー、ボラティリティといったファクターが大きくマイナスとなり、クオリティとグロースが大きくプラスとなっています。通常ではあまりない動きの傾向、大きさでした。
弊社のような、ファンダメンタルズはいいのにバリュエーションが安い銘柄で、しかし株価はリバウンドの動きを見せ始めて買いチャンスであり、値動きもあるので短期的な値上がりがあるかもしれず、そうでなくても中長期的に大きく値上がりするものをピックアップする、そういった戦略には完全にアゲインストの動きでした。
ファンドの解約売りだった、あるいはファクター調整のリバランスだったのなら、それが終われば下がった株はまた元に戻ります(上がります)。しかし、何か来年に向けての大きな動きであるならば、ポジションの取り方そのものを変えなければなりません。
現段階ではどうこうすべきという判断をするには早すぎますので、様子を見ていくしかありません。引き続き、いい株が下がればゆっくり買っていくという弊社のスタンスは変えていませんし、楽観的にみています。スタンスを変えなければならないときには、またお知らせいたします。いまのところは、先週の動きの説明と、弊社推奨株のパフォーマンスが悪かった言い訳ぐらいのご理解でいて頂ければと思います。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:昨日の大きな上昇のあと調整的に反落。今晩の米雇用統計待ちで静か。 - 2026年10月2日
- マーケット一言: 日経平均2,200円超高、半導体一色で指数だけが上がった一日 - 2026年10月1日
- マーケット一言:年度中間期末でお化粧買いもあったか、大型株は全面高様相。中小型は指数強いも、材料株と直近IPOの間で資金移動ありなど個別の動きは分かれる。 - 2026年9月30日
- マーケット一言:権利落ちで続落も、14時半過ぎから日経平均は+1.2%の戻し。キオクシアの売買代金はついに1兆円割れ。中小型は直近IPOに資金が集中。 - 2026年9月29日
- マーケット一言:権利付き最終日は金融・電気ガスが堅調だったが、半導体は下げ基調で指数は下落。キオクシアの売買代金が1兆円まで細ったのは相場の軸のなさを象徴。中小型株は直近IPOを中心に賑わった感じで全般は弱い。 - 2026年9月28日
