始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

[今回の内容]

1)フロー動向

l  投資主体別売買状況・現先合算(101週)

2)今月のインデックス・イベント

l  TOPIX_10FFW  リバランス(10/28)|公表10/7

3) 来月以降のインデックス・イベント

4)主なイベントスケジュール

 

 

1)フロー動向

l  投資主体別売買状況・現先合算(101週)

投資主体別売買状況・現先合算(101週)-海外投資家は4週ぶりの買い越し(5,583億円)、個人は4週ぶりに売り越し(6,831億円)。

10月第1週(103日~107日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が現物、先物合算で4週ぶりの買い越しとなった一方、個人は現物、先物合算で4週ぶりに売り越した。

同週の日経平均は4週ぶりに上昇。欧米株高が支えとなり、週初から買い戻しの動きが強まった。

東京エレクトロンなど寄与度の大きい半導体株が日経平均の上昇をけん引し、27,000円台を回復した。

海外投資家は9月第4週に現物、先物合算で2兆円超と今年最大の売り越し額を記録したが、先物を中心に買い戻しが入った。また、外資系証券会社の自己ポジション(各種裁定取引=インデックス、配当その他)における配当を日本で落とす為のクロス取引の影響が大きく、海外売り→国内買いで9月売り超過、10月の配当落ち後で海外に戻す動きも相当数混在している、

一方、個人は上昇局面で利益確定売りなどから現物、先物とも大幅に売り越した。

また信託銀行は9月第4週に配当再投資に伴い先物を大幅に買い越したが、その反動から売り越しに転じた(1,352億円)。

 

2)今月のインデックス・イベント

l  TOPIX_10FFW  リバランス(10/28)|公表10/7

  • 想定運用規模:80(78.5)兆円(指数時価総額約400兆円・パッシブ占有率20%想定)ターンオーバー片道は約5%・約2.0兆円
  • リバランス・セクター別(売り買い差分)・・・売り方向:卸売、情報通信、機械、電機/買い方向:輸送機、医薬、精密、食品

公表後の一週間は順方向が続いた。今回、金額が大きいため、上位銘柄でのペアトレも興味深い。

例えば・・・KDDI売り/NTT買いや、東京エレク・アドバンテスト売り/レーザーテック買い、JR東海/JR西・・・などが思い浮かぶ。

また、インパクト上位銘柄のリストも掲載した。

【ヒストリー】

10/07★ FFW公表、大きなサプライズなし

10/11↑ 寄りで大きく順方向(+60bp)へ、その後はややプラスを縮小、リバランス・スプレッド(SP)+34bpで終えた。NTT、海上などのプラスが目立った。

10/12↑ 買い方向銘柄総じて堅調、終日ほぼパラレルで順方向継続(10/7+64bp

10/13↑  商社下落などが効き売り方向の下落が顕著だったが、10時、後場14時手前では逆方向。引けに掛けて再度順方向(10/7+67bp

10/14↑ 午前中は逆方向であったが、後場から順方向に回帰、引けに掛けわずかながら順方向へ(10/7+71bp

【金額上位(騰落率:10/7)

この続き:320文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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