分かっていたとは言うものの、米中間選挙の最終結果が出るまでに時間がかかりそうであり、そして予想外に民主党が善戦していることも嫌気して、日本株はやや弱含みとなりました。ただこれは、本格的に懸念しているというよりは、なかなかスッキリ決まらないのにイライラして買いの手が引っ込んでいるといった感じ。上院は分かりませんが、少なくとも下院は共和党が勝利する見通しで、ともかくもねじれ議会にはなりそうですから、株式市場にはポジティブとなります。
ただ米CPI発表前ですので、今夜米中間選挙の結果がおかしなものにならなければ、明日は静かなマーケットになりそうです。
個別株的には、決算発表に対する株価のリアクションはポジティブなものが多いですし、他にネタがないからかストップ高まで行く銘柄も目立ちました。安易にそこに乗っていくのは禁物ですが、全般的な雰囲気は悪くなく、さしたる理由なく大きく下がる銘柄があれば、米CPI発表前でも明日はちょっと買ってみたいですね。
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