始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

1.現在進行中のインデックスイベント 

  •  TOPIX4FFW変更、調整係数解除、第三回段階ウエート低減(実施4/27・発表4/7

2.今後のインデックスイベント一覧

  •  MSCI 5月リバランス(実施05/31・公表05/12(ファクター5/20))

3.スケジュール一覧

 

 

1.現在進行中のインデックスイベント 

  •  TOPIX_4FFW、調整係数、段階調整(実施日04/27

今回はリバランスの要因は多いが、金額はあまり大きく無い印象で、銘柄としてのサプライズはない。

TOPIXパッシブ運用全体で、売買回転率は(片側)0.4%0.5%、金額では3,000〜3,500億円が見込まれる。

売り方向は、筆頭SBG(9984)の1,200億円で30%以上を占有、上位5銘柄で5割占有となっており、個別銘柄色が強い。

一方、買い方向は、新規採用:そーせい、アンビス、調整係数解除:メルカリ、ソシオネクスト、FFW変更:京阪HDなどの銘柄とがあり、そして元々が売り超過リバランスであったため、見合いのTOPIX買いが混在している。

インパクト上位では、売り方向筆頭は岩崎電(6924)となっているが、TOB銘柄のため、影響は事実上ないので、無視して良い。

 リバランス全体の動きとしては、データ公表(4/7)以降の10営業日で前日比は73敗と順方向の傾向が続いている。

負けの日は、バフェットの日本株投資への前向きなスタンス発言で商社株が上昇したことが背景となっている。

足元、売り筆頭のSBGと買い筆頭のそーせいが順方向に動いていることが大きく貢献している。

4/7終値起点で、+2.6%となっているが、木曜日のリバランス日まで4営業日、一回調整が入ってもおかしくないが。

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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