ドル円が146円台までの達したとはいうもののそれ以上は行かず、円高に一応歯止めがかかったということがあり、モメンタムの悪さがあって引き続き下がっていた日経平均やTOPIXが何とか踏みとどまっていました。そこに、植田日銀総裁の個人消費が弱めであるといったような発言で、ゼロ金利政策解除が遠のくといった見方が台頭し、円安となってドル円が147円台まで戻し、日経平均、TOPIXともに引けにかけて戻す展開となりました。引けは日経平均-0.1%、TOPIX-0.4%とマイナスながらも、昨日までの大きな下げの流れは一応止めた形です。
リスクオン気味への転換に一番良く反応できたのが中小型株で、グロース250指数は+1.9%、そして良ファンダメンタルズ銘柄の多くが久しぶりに大きく値上がりしました。AI銘柄全般が大きくマイナスでのスタートから大きくプラスに転じたのも中小型の雰囲気を良くしていましたね。グロース250指数は750ptを奪還し、反騰への準備は一応整いました。
ですが引け後に、今度は3月の日銀会合でのマイナス金利政策解除の可能性をにおわすような関係者の認識が報じられ、本当はどうなのか分からんといった市場関係者の困惑を招き、日経平均先物は38,400円(現物指数で38,660円程度のレベル、現物指数の引け38,797.51円)まで売られています。日銀さんも、きちんと市場の期待のコントロールをして欲しいものです。。。
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