米金利、米株ともに落ち着き、また米株市場取引終了後に決算を発表したテスラが、時間外取引で10%以上値上がりして更に雰囲気が良くなったこともあって、日経平均+2.4%、TOPIX+1.7%と続伸で大幅高となりました。

 

テキサスインスツルメンツが強気の売上高見通しを発表し、今日の半導体関連株は大きくリバウンドしました。売買代金4位までが今日も半導体関連株で、1位から順にレーザーテック+2.2%、東京エレクトロン+7.1%、ディスコ+4.4%、ソシオネクスト+4.3%と上げました。ただ、4月に下げ始めてからの下げ幅に比べると今日の上げは小幅ではあり、下げ一服程度な感じでしたね。

明日以降も大きく上げるようであれば、市場も盛り上がってスッキリ全体上げ相場になれそうなのですが、半導体関連株は相変わらず海外要因に大きく振らされてるだけのような感じもあり、現時点ではまだ分かりません。いずれにせよ、何もないとは思いますが日銀金融政策決定会合(25-26日)と、26日夜の米個人消費支出(PCE)価格指数待ちでもありますので、全体相場に大きなトレンドは出づらいですね。

 

グロース250指数も上げましたが、+0.8%と少し物足りなかったです。まずは大型株中心のリバウンドでしたので今日は仕方ないところ。直近IPO銘柄で大きくあげるものも多く、確実に雰囲気は良くなっています。明日以降に期待しましょう。

個別では4,000円ぐらいをサポートにして大きく切り返しそうなVRAIN Solution(135A)あたりが面白そうで、中小型株のモメンタムを計る指標として、そして買いからの短期プレー対象として注目しています。AI関連銘柄であり、ビジネスモデルもしっかりしていて業績も大きく伸びそう、上方修正含み、なのですが、現時点でのバリュエーションは高いのが難点。逃げ足早めのモメンタムプレーになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]