半導体株高に引っ張られて日経平均こそ強いものの、TOPIXは一時マイナス圏となるなど調整色が強い展開になっていましたが、中国が財政政策調整の強化巡り12日に記者会見と報じられると円安の動きとなり、日経平均+0.9%、TOPIX+0.3%と小幅上昇となりました。

 

12日記者会見と報じられても中国株は大きく下落しており、また、10日夜に米9月CPIの発表がありますので、指数は上昇していても全般的にはややリスクオフの色合いが濃かったです。

 

アドバンテストは+3.6%と今日も強く、上場来高値を更新しました。

クシュタールが7兆円に引き上げた買収再提案をした7&iは、+4.7%と大きく上昇しました。一株14.86ドルから18.19ドル(約2,700円)に引き上げましたが、法的拘束力のないものであるため、引け値は2,335円と買収価格に対してディスカウントになっています。

 

中小型株は、タイミー+6.1%、フリー+8.7%など主力株が大きく上昇し、グロース250指数は+1.0%と上げました。

ただ、東証グロース市場の売買代金は1,000億強と低迷しており、もり上がりには欠けていました。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]