昨晩の米2月CPIは非常にいいほどよい数字で通過し、米株は上昇、今日の日本株も強いスタートでしたが、37,000円は買いのサポートというよりは売りの目安というレベルになってしまっているようで、37,300円越えまでは頑張りましたが、10時過ぎから引けまではほぼ一本調子の下げとなりました。

後場はいつものだれる展開だったという感じですし、今晩の米2月PPIが気になってリスクオフということもありました。

日経平均-0.1%(引け36,790.03円)、TOPIX+0.1%と結局はほぼ変わらずの引けでした。

 

グロース250指数は-0.2%と、中小型株も本日は一服となりました。

 

昨日買われた後でおかしな下げ方をしていたトライアルは買い直されて+7.0%、それからタイミー+4.4%、アストロスケール+2.2%もいい感じでしたが、昨日決算を発表したGENDAが-7.6%、著名投資家が買っていることをはやして最近強いBASEが-3.1%で、主力株の動きはバラバラでした。

 

大型株、中小型株ともに、今晩の米2月CPI、明日のメジャーSQを通過しての仕切直しとなります。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]