米FOMC(日本時間明日午前3時結果発表)前で動きづらく、日経平均-0.2%、TOPIX-0.7%と反落しました。

 

米FOMCでの25bp利下げはほぼ織り込んでいるのですが、織り込んでいるゆえに、材料出尽くしや、織り込みよりも遅いペースでの利下げを警戒するところがあり、積極的に買う動きが出ず、じり安となりました。

昨日と同様の円高への動きが続いて146円台前半までの円高となったのもネガティブ材料でした。

 

今日は東京エレクトロン+5.4%、ディスコ+1.9%が売買代金1,2位で気を吐きましたが、それ以外の半導体関連銘柄はどちらかというと利食いで下げ気味でしたし、金融セクターや内需関連なども売られました。

 

グロース250指数は-0.3%と、中小型株も大型株指数と同様程度の下げとなりました。

 

ただ、個別銘柄レベルでは大型株同様に利食いの売りが目立ち、良ファンダメンタルズ銘柄のほうが下げるような形で、少しつらい展開でしたね。

まあでもこれも、いつものイベント前リスクオフの下げだろう形でしたので、あまり心配し過ぎることなく、反発する時期を待ちましょう。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]