本日の日本株は、日経平均+0.5%、TOPIX+1.4%、グロース250指数+1.3%と反発しました。

 

米イラン双方での攻撃一時停止でこの程度の上げかという感じではありますが、東証プライムの値上がりは1,397社で89%、値下がりはわずか139社と全面高。

原油の大きな下げが広範なバリュー株に効き、空運+4.8%、ゴム製品+3.6%、鉄鋼+3.0%といった業種が買われました。

債券も買われて、利回りが低下し、不動産や建設、REITにも追い風が吹きました。

 

個別銘柄では、大型では日本航空+5.3%、ANA+4.4%、日本製鉄+3.2%、東京電力ホールディングス+3.9%あたりが目立ちました。

ゲーム・エンタメで任天堂+6.6%、バンダイナムコホールディングス+7.5%、サンリオ+7.4%、オリエンタルランド+5.6%、ソフトウェアでベイカレント+9.0%、SHIFT+9.3%、オービック+7.0%、富士通+6.2%、野村総合研究所+5.3%、インバウンドでは資生堂+7.6%といったところが買われました。

 

半導体関連は、信越化学工業-8.3%、フジクラ-5.8%、住友電気工業-4.6%と下げました。

キオクシアホールディングス-2.6%が下げ止まらないことには、といった感じです。

 

先週は半導体関連が買われる一方、ゲーム・エンタメ側は売られていましたので、今日はきれいに逆転といったところです。

 

面白いのは、この選別が新興市場でも同じように起きていることです。

グロース市場では、カバー+22.2%、Amazia+7.9%、ブシロード+7.4%と、ゲーム・エンタメが買われ、主力のパワーエックス-4.5%、QPSホールディングス-4.4%、QDレーザ-5.7%とAI・宇宙系などが売られました。

 

今日は中国の半導体メモリ大手CXMTが上海に上場し、市場関係者の目はここに奪われていましたし、韓国のレバレッジ型ETF規制、今週の米ハイテク決算も控えていて、日本の半導体関連は買いづらい。

米FOMCや日銀金融政策決定会合待ちというのも、半導体関連をさらに買いづらくさせています。

もう大きく下げましたので、ここは投げ売りするところではなく、さらに下がるようなら買いたいところですが、我慢の展開はまだ続きそうです。

 

しばらくはバリュー株でのプレーでいきましょう。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]