今日の日経平均は+3.3%の68,956円と2,200円超の大幅高で、8月5日以来約2カ月ぶりの上げ幅でした。TOPIXは+0.6%の4,131ポイントです。

 

昨日は現物の引け後からすでに先物が妙に強く、なんとなく今日も強いかという感覚はありつつも、夜半にかけてさらに上がった後で朝の段階では下がってきていたので、まあ今日はそれほどは上昇しないかな、という感じでした。


しかし日経平均は67,106円で寄ってから引けまでほぼ一直線に買われ、高値圏での引け。

それに対しTOPIXは4,096ポイントと前日比マイナスで寄る、非常にいびつな形でのスタートでした。ただ日経平均が強すぎるので、さすがにTOPIXもお付き合いして、9時半以降はこちらも引けまで一直線で上昇という感じです。

 

ただ、東証プライムの値上がり銘柄比率は50%割れの48%で、値下がりも48%と拮抗。売買代金も8兆7,159億円と前日比-4.4%で、指数だけが上がったという印象もまた強いマーケットでした。

 

中身は半導体の上げと金融の下げです。米マイクロンの決算が好感されて半導体へのローテーションが加速し、アドバンテスト(昨日で日経平均リバランスの売りが一巡した面もありそうで)+9.8%の高値引け、レーザーテック+11.1%、東京エレクトロン+6.5%、キオクシア+5.6%、ソフトバンクG+4.2%。

電子部品もイビデン+8.7%、村田製作所+8.4%、太陽誘電+8.3%、TDK+7.3%と大きく上げ、業種別では電気機器+3.8%、精密機器+2.5%、非鉄金属+2.2%。9月の「TOPIX買い・日経平均売り」の巻き戻しや、CTAの買いが主導したとの見方もあります。

 

逆に弱かったのは石油・石炭製品-3.0%、銀行業-2.4%、保険業-2.3%。日銀9月会合の「主な意見」がハト派と受け止められて連続利上げ期待が後退し、三菱UFJ-3.1%、東京海上-3.1%、みずほ-2.8%、三井住友FG-2.5%と下げました。円も一時158円40銭と、9月25日以来の円安水準です。

 

指数主導のなか、グロース250指数は+0.3%の802ポイントにとどまり、値上がり銘柄比率はスタンダード37%、グロース39%。中小型株は今日はお休みでした。

その中で強かったのはやはり半導体関連系で、テクニスコ+12.1%、テラプローブ+8.6%、湖北工業+6.6%、日本電子材料+5.1%、QDレーザ+5.3%、フェローテック+4.6%、AIメカテック+4.2%。

それ以外のセクターではZenmuTechが+21.1%のストップ高引け、FFRIセキュリティ+11.9%、note+10.2%が強かったですね。

 

一方、直近IPOはそろって弱く、akippa-14.5%、クラサスケミカル-9.5%、レイヤード-7.2%、ベルテックス-7.1%、テクノクラフト-6.8%、オーディオストック-5.8%、Skyfall-5.0%と、ここ数日の主役がそろって売られました。

 

そして今日はすでに、日経平均先物が引けから400円あまり売られています。明日のマーケットが心配になりますが、はたしてどうでしょうか。。。

予測は非常に難しく、正直、今晩の米株(というか米金利)次第としか言いようがない感じです。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]