始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
足元・・・というより、今月の注目される需給要因として、絶対に外せないのは、以下の三項目です。
① 日銀ETFオペ・・・前場のTOPIX騰落率をもとに日銀が判断している。
ETFを直接買い付けるのではなく、受注証券会社が、自己のポジションとなっている、ETF買い・先物売りの裁定ポジションから、先物をカバーすることで、ETFを約定する。
現在は一回あたり1202億円(日々分は+12億円)の買い付けとなっています。先月、瞬間的に2000億円発動しましたが、1200億円でも小さい規模ではありません。
REITに関しては20億円の買い付け(先月の40億円から減額)となっています。
いずれも発動基準は公表されていませんが、月替わりと、15日を境に基準や金額が変更される事があるので、要注意です。今週水曜日以降、変更されている場合もあるので、興味のある方はお問い合わせ下さい。できる限りリサーチしておきます。
尚、4/10の後場、TOPIX主導で上昇しましたが、午前中の先物出来高は、両先物とも各16千枚レベルと超閑散、上記の日銀オペの発動によって、後場、TOPIX先物だけで7千枚レベルの買いが走ったので影響が大きかったといえます。
② 公的資金動向・・・日銀とあわせて、数少ない日本株の買い手として注目されます。
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