始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
[今回の内容]
1)配当再投資先物買い(3/29~3/30)|権利付き最終=3/29
2)TOPIX3月末リバランス(3/30)
3)TOPIX_7-9月決算銘柄FFW&調整係数見直し(4/28)|公表4/7
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1) 配当再投資先物買い(3/29~3/30)|権利付き最終=3/29
2021年3月配当落ちの金額から・・・
TOPIXで5500億円、日経平均で1500億円、JPX400が400億円、MSCIで3500億円・・・
その他、FTSE、ESG系などを積み上げると、合計で1.1兆円前後の先物オペレーションが発生すると思われる。
3月、9月の配当が大きいことから、半年に一回発生するイベントである。
先物プレーヤーでは有名なイベントで、日経平均と加重平均型の先物への買付金額が大きく異なるので、NTショートが有効である。
日経平均の1500億円に対して、加重平均型(≒TOPIX)は9000億円レベルと大きい。
やや早めに日経平均売り・TOPIX買いのポジションを取り、29日の引け手前でクローズ、あるいはNTロングに切り替えるなどが有効であろう。
尚、日銀のE T Fオペに関して、基本的にはTOPIX型一本に絞られた。この報道から内容をよく把握できていない筋(経験値の浅いヘッジファンド、一部個人など)は、日経平均ショートや値嵩株代表のファストリのショートで対応したようであるが、買わなくなっただけで売却するという話ではないし、元々、日経平均型の購入は絞ってきていたので、このオペレーションをずっと観察してきている人にとっては、大きなサプライズではない。
従って、日銀E T Fオペ変更を背景とした日経平均ショートは推奨できない。足元ではN T低下が目立っていたが、日本株は上昇局面では日経平均が優位となる事が多い。
逆に言えば、日経平均が上がらないのであれば、日本株の上値も驚く程ではないとも言える。
月末の先物オペレーションは間違いなくN Tショート方向ではあるが、ここは目先の反転のポイント(N Tショート→N Tロング)となるかもしれない
2)TOPIX3月末リバランス(3/30)
中心は新規組み入れのファーマフーズとなるが、インパクトは大きくない。
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