始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
[今回の内容]
1)フロー動向
■投資主体別売買状況・現先合算(6月5週)
2)今月のインデックス・イベント
■TOPIX_7月FFW(10-12月決算) RB(7/28)|公表7/7
■東証REIT FFW_7月RB(7/28)|公表7/7
3) 来月以降のインデックス・イベント
4)通過イベント/ETF分配金捻出オペ(7/8)
1)フロー動向
■投資主体別売買状況・現先合算(6月5週)-海外投資家は3週連続で売り越し 個人は2週ぶりに買い越し
6月第5週(6/27~7/1)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が現物、先物合算3週連続の売り越し(2,680億円)。
個人は現物、先物合算で2週ぶりに買い越した(1,750億円)。
同週の日経平均は2週ぶりに反落。海外株高や円安進行が支えとなり、28日に27,000円を上回った。
一方、週央以降、米景気減速懸念などを背景にリスク回避の売りに押される展開。特に半導体関連株が売り込まれ、日経平均は週末に26,000円を割り込んだ。
ETF決算に伴う分配金捻出の売りを警戒し、海外投資家は先物の大幅売り越しが続いた。
3月末決算企業の配当金の支払いが集中するなか、信託はEFP現物買いの動きが強まった。一方、個人は逆張りから現物と先物ともに買い越しに転じた。
2)今月のインデックス・イベント
■TOPIX_7月FFW(10-12月決算) RB(7/28)|公表7/7
- パッシブ運用規模5兆円(指数時価総額390兆円・パッシブ比率15%)
- ターンオーバー片側56bp・3,270億円
- ポートの特性上、買い方向に差分のTOPIX買いが入る為、買いはTOPIXに近いポートとなる
- 買いポートで大型寄り&メルカリ、売りポートはミッド比率が高い
- 売り方向上位:中外、キャノン、ユニチャ|買い方向上位:メルカリ、トヨタ、ソニー
【ヒストリカル・コメント】・・・4、5、6月にFFWリバランスが走った為、プレポジションは遅れている。
7/5↓ 終日逆方向の展開。過去5営業日では順方向を維持。
7/6↓ 終日逆方向、特に目立った変化は感じられず。
7/7↑ 順方向(引け後FFW公表、7/7以降、確定ポートに変更)
7/8↑ FFW公表後初日、素直に順方向、買い筆頭メルカリの上伸が効いた。
【金額上位(騰落率:7/7比)】
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