始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
[今回の内容]
1)フロー動向
- 投資主体別売買状況・現先合算(8月4週)
2)今月のインデックス・イベント
- 先物ロール(メイン9/5~9/6)|SQ 9/9
- 配当再投資先物買い(9/28~9/29)|権利付き最終=9/28
- 日経平均入替え(9/30)|公表見込み9/1~9/6
- FTSE 9月リバランス(9/16)|公表8/19(NAREIT公表9/1)
3) 来月以降のインデックス・イベント
- TOPIX_10月FFW RB(10/28)|公表10/7
4)主なイベントスケジュール
5) 通過イベント
- TOPIX_8月リバランス(8/30)|公表8/5・・・影響軽微、スルー案件
- JPX400定期入替え(8/30)|公表8/5・・・先月のメインイベント
- MSCI 8月リバランス(8/31)|公表8/12・・・影響軽微、売り方向銘柄にやや注意
- MSCI ESGセレクト・・・先月のメインイベント2
1)フロー動向
- 投資主体別売買状況・現先合算(8月4週)-海外投4週ぶりの売り越し 個人は8週ぶりに買い越し
8月第4週(8/22~8/26)の現物・先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が現物・先物合算で4週ぶりの売り越し(3,752億円)。個人は合算で8週ぶりに買い越し(3,229億円)。
同週の日経平均は4週ぶりに下落。26日にジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演を前に、金融引き締め強化への警戒感から売り優勢となった。
週末にかけてリバウンドの動きがみられたものの、週間ベースでは約288円の下落となった。
海外投資家は7月第3週からの買い越し基調から一転、先物を売り越し(2,546億円)。売り方による買い戻しの動きが一巡した模様。
一方、個人は上昇一服から押し目買いが入り、現物を7月第4週以来買い越し。企業による自社株買いの動きが継続し事法は現物の1,000億円超の買い越しが続いた(1,071億円)。
2)今月のインデックス・イベント
- 先物ロール(メイン9/5~9/6)|SQ 9/9
- TOPIX_9月リバランス(9/28)|公表9/7
この続き:4169文字
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インデックス(リバランス)分析のコラム
収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。
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