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【総評】    

投資主体別売買状況・現先合算(74週)-日経平均8日続落のなか海外が1兆6,000億円の売り越し

7月第4週(7/227/26)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週連続の売り越し(1兆6,000億円)、個人は3週連続の買い越し(7,900億円)となった。

同週の日経平均は大幅安。8日続落し週間で2,400円の下落となるなか、海外投資家は現(-5,700億円)先(-1兆円)ともに大幅に売り越し。特に短期筋主導とみられる日経225先物の売りが8,000億円近い規模と目立った。

個人は相場が下落するなか押し目買いが優勢となったようだ。

年金動向を表すと言われている信託は、表面上買い越しに見えるが、多くは日経平均先物であり、年金のベンチマークではない。つまり、この分を差し引く必要があり、年金にはほとんど動きがなかったとなる。

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

【1】現在進行中のインデックスイベント

  • 日経平均定期入替え、リバランス9/30

公表日に関しては、通常であればSQ週が本命だが、ファストリの売りを勘案し早めの公表となるだろう。

7月31日、ファストリ(9984)の日経平均ウエイトが10.4%と10%を超えて終えたことで、 9月末定期入替え時、株価換算係数3.0×0.92.7となる。日経平均運用全体は、30,000ユニットと考えられており、ファストリの株数は90,000,000株であるが、適用後は81,000,000株となり、900万株の売り需要が発生。足元の株価で3,600億円となるが、同時に実施される銘柄入れ替えも合わせて考える必要がある。

(以下、候補銘柄)

除外候補は、日本紙(3863)300万株DIC(4631)300万株、三菱倉(9301)1,500万株、日立造(7004)600万株

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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