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【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(7月4週)-日経平均8日続落のなか海外が1兆6,000億円の売り越し
7月第4週(7/22~7/26)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週連続の売り越し(1兆6,000億円)、個人は3週連続の買い越し(7,900億円)となった。
同週の日経平均は大幅安。8日続落し週間で2,400円の下落となるなか、海外投資家は現(-5,700億円)先(-1兆円)ともに大幅に売り越し。特に短期筋主導とみられる日経225先物の売りが8,000億円近い規模と目立った。
個人は相場が下落するなか押し目買いが優勢となったようだ。
年金動向を表すと言われている信託は、表面上買い越しに見えるが、多くは日経平均先物であり、年金のベンチマークではない。つまり、この分を差し引く必要があり、年金にはほとんど動きがなかったとなる。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- 日経平均定期入替え、リバランス9/30
公表日に関しては、通常であればSQ週が本命だが、ファストリの売りを勘案し早めの公表となるだろう。
7月31日、ファストリ(9984)の日経平均ウエイトが10.4%と10%を超えて終えたことで、 9月末定期入替え時、株価換算係数3.0×0.9=2.7となる。日経平均運用全体は、30,000ユニットと考えられており、ファストリの株数は90,000,000株であるが、適用後は81,000,000株となり、900万株の売り需要が発生。足元の株価で3,600億円となるが、同時に実施される銘柄入れ替えも合わせて考える必要がある。
(以下、候補銘柄)
除外候補は、日本紙(3863)300万株、DIC(4631)300万株、三菱倉(9301)1,500万株、日立造(7004)600万株
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