始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

重要

一月第一週、GPIFTOPIXパッシブ売りが推定5千億円あり。

2024年12月末時点で、日本株ウエートは推定24.3%とアンダーウエートであり、通常であれば、日本株は買い場を探す状態だった。

これに反して日本株ウエートを更に下げる行動は何を意味するのか??

ウエートを下げる意図ではなく、ベンチマーク変更(他パッシブ、アクティブへの配分)が考えられる。

また、中央値25%に対して通常のバッファー内の動きでの調整売りや、中央値25%を引き下げる動きの可能性も。

 

【総評】     

投資主体別売買状況・現先合算(124週)-日経平均堅調のなか個人が1兆円超の売り越し

12月第4週(1223日~1227日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週ぶりの買い越し(+9,600億円)、個人は2週ぶりの売り越し(-1.0兆円)。

同週の日経平均は堅調。年末に向けて終値では7月以来となる4万円超となったなか、海外投資家は買い越し、個人は売り越しと上昇相場でよく見られる手口。

特に個人による現物株売り(-8,800億円)が目立つかたちとなっており、現先合算では1兆円超の売り越しとなった。

尚、同週(12/26)は配当再投資先物オペレーションで、信託の先物は買い越し(+3,400億円)となった。

12月第五週は12/30のみのため省略)

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  • TOPIX_1FFW リバランス(1/30

リバランス金額は片側2,400億円

売り方向は、ソニー(6758)、レーザーテック(6920)、ツルハ(3391)、信越(4063)、その他TOB銘柄でネットワン(7518)など。

この続き:635文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。