始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
進行中のインデックス・イベント
■東証REIT指数/PO分組入れ(6/10)
買い方向
3309積水ハウスR 62,000枚 50億円
頻繁に発生しているREITの公募(PO)は、指数イベントとなります。
この買いの50億円に対して、単純に見合いのパッシブ売りが発生します。
気をつけたいのは、POの受渡しが完了する前に、売却出来る投資家が結構多いことです。
つまり、本当であれば、売却可能なのは、6/11以降(株券入庫6/11)なのですが、その前の日の6/10で売ってくるということです。
証券会社の対応に差があり、6/10売りの受渡しは6/13なので、それまでに株券が入庫されていればOKとしている所がある模様です。
従って、以前は、6/11以降に出してくるハズの売りが、6/10にも出てくる・・・という事になります。
これによって、この手のインデックス・イベントの対応が非常に難しくなっており、
買い方向のイベントでも、安値引け・・・などがよく発生しています。
安値引けでは、翌日買い物で始まることも多く、高値引けでは、売り物で始まったりします。
引け指値などを使用して、値段優先で対応する必要があります。
■先物ロール6月限→9月限(SQ:6/14)
多くの方は、あまり気にする必要はありませんが、知識として知っておいた方が良いでしょう。
傾向としては、FV(フェア・バリュー=理論値)に対して、ディスカウント状態が続いています。
つまり、6月限から9月限に、買建玉を乗り換える(ロングロールする)場合、割安にロールできます。
逆に売建玉を乗り換える(ショートロールする)場合は、期先をFV比で安く売る事になり、理論上は不利です。
先週の木曜日頃から、ロールが目立ってきています。ショートロール先行で動き出したようです。
■FTSE定期リバランス(予6/21)
情報収集中です。
■Wisdom Tree定期リバランス(予6/21)
一世を風靡した米国ETFですが、運用残高の減少が著しく、2018年6月では、7千億円以上でしたが、
足元では、3千億円ちょっとと、半減しています。
昨年並みのターンオーバー(運用額に対する売買される比率)とすると、リバランスは片側300億円弱となり、
比較的流動性の高い銘柄で構成されている事から考えると、影響は限定的でしょう。
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