相変わらずぱっとしないマーケットです。東証1部の売買代金が、とうとうまた2兆円すれすれまで減ってしまいました。

 

マーケットが上がると公的やらなんやらから売りが出てくるし、なんとなく年度初めで動きづらくてというところで、見てるだけ的な相場になってますね。それでも買いのパワーが出てくるような何かがあればいいのですが、買い材料は「米株が強い」ぐらいしかありません。で、セクター的には、米半導体株が上がったから日本の半導体株も上がる、というグローバルプレーはできるのですが、米インフラ関連が上がったからといって日本のインフラ関連は上がれません。結果、しょぼしょぼです。日本はまだコロナ対策に追われていて、政府から本腰入れた何かが出てこないので、日本株の買い材料がない。。。目新しいのはこども庁関連ぐらいでしょうか。

 

業績相場への移行期、決算発表シーズンの開始前、なので静かなのはしょうがないということにしておきましょう。毎回先陣を切って発表して、トレンドを少し決める安川電機の決算、それほど悪いものには見えませんでしたが、ピークアウトを心配する向きもあって、株価は-7.1%となってしまいました。本日会社による決算説明会をしているはずですので、それを受けて明日リバウンドできるかどうかに注目です。株価が戻すようであれば、機械株を少し多めにロングにしてもいいかもしれません。

 

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リサーチのコラム(ライト)

中小型株を中心に、主に会社訪問など独自の取材で得られた、精度の高い情報を厳選してお知らせするコラムです。情報誌などにありがちな、とにかく多くの銘柄を書いておけば何かは当たるだろうというスタンスではなく、値千金の情報が得られた時だけアップデート致しますので、毎日ご提供というわけにはいかないのはご容赦ください。ファンダメンタル情報の鮮度には絶対の自信を持っておりますが、マーケット全体の動向や個別の需給による実際の売り買いのタイミングについてはご自分で判断頂きますので、株式投資中級者以上の方々向けの内容となりますのでご注意下さい。 個別銘柄の推奨数:原則として30日間に1銘柄