米株が反発し、日本株もやっと底打ち的な動きをしてくれました。

 

日経が27,800円を超した時には、このまま上抜けするぐらいの勢いを感じたのですが、結局引けにかけて失速するあたりは、まあまだ本調子ではないので仕方ないですね。連休前、そして何よりオリンピック前、です。ただ、今日はプラスで引けるのが大事でしたので、それが達成できたのは何よりでした。

 

中小型株買いは、リスクオフの売りは昨日までで終わり、今日はむしろ買い戻し、買い増しといった感じもありまして、今日は弊社推奨銘柄の多くも、インデックス以上の強さを見せてくれました。

 

来週どう日本株が開くかは、もちろんこの連休中の米株の動きによる部分は大きいです。ただやはり諸々の動きは行き過ぎだったようで、原油先物70ドル回復、米10年債は1.2%を軽く超えて1.3%に迫っている、ビットコインも3万ドルより上と、修正の修正が早いです。このままでしたら、いい雰囲気で来週を迎えられそうです。

 

7月30日にはこの決算発表シーズンの最初のピークを迎えます。今日引け後に業績を発表した日本電産はPTSで+2%ぐらいですし、今度こそ業績相場を迎えての日本株復活がなるかどうか、楽しみにしましょう。

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]