今日は一日中マーケットは弱く、まあ米株が下がってたからしょうがないな、でも日本特有の需給で少しは戻してくれるかな、日経が27,500円リカバーできなくても、また明日勝負かな、なんて思っていたのですが、14:40頃の「トヨタ、9月の世界生産4割減」のニュースで雰囲気が一変してしまいました。

 

報道の後、トヨタは3%以上売られ、引けは前日比-4.4%。日経平均やTOPIXも引けにかけて売られました。引け後0.7%~1%程度、先物はさらに売られています。

生産4割減は世界的な半導体不足に、東南アジアで新型コロナウィルスの感染拡大が深刻なことで部品調達が停滞ということが理由のようですので、9月だけで生産減が終わるのかが分からないところです。こちらは今後の詳報待ちです。

 

ただいずれにせよ、「生産管理に長けている、あのトヨタですら!」という驚きでマーケットは反応しています。生産減がトヨタ、自動車産業全体、日本経済全体、に及ぼす影響が実際どうかという理屈の前に、センチメント悪化でともかく売られるというのが非常に厄介です。

いずれアフターコロナで経済が回復することを見通し、ファンダメンタルズのいい個別株は売られ過ぎたら買いという、弊社の見方は変わっておりません。ですが、買い手不在で板が薄い、そして昨日もそうでしたが今日もファンド解約売りを思わせるような売りが、ファンダメンタルズのいいものほど出ている、ということもあり、値動きがいつも以上に下に大きくなっています。何度も申し上げますが、細かく刻んでの買いではなく、大きく下がったら(例えば10%以上下がったらぐらい)限定での買い、買い増しをお勧めします。

久しぶりにデルタショートをお勧めしています。明日、来週月曜日あたりに上に戻し始めればすぐカバーする、保険的な意味合いが強いもものですが、売れないけど買えない的な変なバランスがあった需給の均衡が崩れたということが非常に気になりますので、一旦ショートとしております。

個別株は、いいものほど売られている株価になっていますので、個別株を売るよりは、先物や指数ETFを利用してのショートをお勧めします。機動的に動けるのであれば、ポートフォリオ全体を少しずつカットということでもいいです。

自動車関連銘柄については、一旦半分程度に減らしてもいいと思います。下がれば大きいものになりそうですし、何もなくて最悪上を買い戻すことになっても、それほどのロスにはならなそうです。

中古車関連銘柄は買ってみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーのコラム

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。エントリープランという位置づけです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.中小型株の中で、ある程度値動きが安定的で中長期的に大きなパフォーマンスを狙う株と、下値不安が少なそうでしかし何か材料が出てくればアップサイドが大きい株を中心にお伝えします。 3.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。]