昨夜のFOMCは、具体的なアクションは今は取らないが、金融緩和の方向性をやや強めに出しつつ、将来の利上げの可能性もきちんと残すという、どっちつかずというか、いいとこどりというか、絶妙な形が出てきたようでしたね。米金利は上がっていいんだか下がっていいんだか分からないという動きをしていましたが、米ナズダック指数は上がったのでまあ株式市場には良かったかな、と。ただ経済対策協議が合意に近づいてるという観測が広がったにしては、ずいぶん全般的に小幅な上げにとどまりました。

 

さて日本株。手詰まり感のなか上昇。

東証マザーズ指数+2.4%(1185.22)は少し驚きました。主力銘柄が強く、IPO新規上場3銘柄は値つかずと、雰囲気は良かったのですが、プラスの数字の大きさの割には強さを感じきらなかったというか、銘柄ごとのバラツキが大きくて、上がった感がそれほどなかった印象もありました。全員参加型には程遠く。

EV関連銘柄などもさすがに息切れ気味でしたが、代わりに暗号資産関連銘柄が上昇。日替わりで個別で勝負しかない昨今です。もしくはビットコイン買うしかないかw。

 

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リサーチのコラム(ライト)

中小型株を中心に、主に会社訪問など独自の取材で得られた、精度の高い情報を厳選してお知らせするコラムです。情報誌などにありがちな、とにかく多くの銘柄を書いておけば何かは当たるだろうというスタンスではなく、値千金の情報が得られた時だけアップデート致しますので、毎日ご提供というわけにはいかないのはご容赦ください。ファンダメンタル情報の鮮度には絶対の自信を持っておりますが、マーケット全体の動向や個別の需給による実際の売り買いのタイミングについてはご自分で判断頂きますので、株式投資中級者以上の方々向けの内容となりますのでご注意下さい。 個別銘柄の推奨数:原則として30日間に1銘柄