日経平均について、先週木曜日の後場急落は外人の先物売り、そして先週金曜日も弱かったのは国内公的の売りという事のようです。29000円というレベルが何か重要なレベルということでもないのでしょうが、年末からというか11月頭からの急ピッチな上げの後、少し売りが出てきて下がると疑心暗鬼な売りが追従するという事でしょうか。

 

本日は、先週末の米株安(銀行決算や12月の小売売上高の失望、経済対策の議会承認が困難な見通し)のあと、東京では収まらぬ新型コロナ感染者数に加え、東京オリンピック中止か?というニュースもあり、日経やTOPIXは引き続き弱含みました。ただ、悪材料がそこそこあった割には1%以内の下げにとどまっており、今晩のNY市場が休みとあって閑散に売りなしといった風情も漂っておりました。米長期金利が落ち着いたことによりグロース株優位となって、東証マザース指数が+1.6%となったのは印象的でしたね。

 

20日のバイデン次期大統領の就任式を巡る混乱への懸念がくすぶっていることもあり、引き続き様子見姿勢でいようと思います。

無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

リサーチのコラム(ライト)

中小型株を中心に、主に会社訪問など独自の取材で得られた、精度の高い情報を厳選してお知らせするコラムです。情報誌などにありがちな、とにかく多くの銘柄を書いておけば何かは当たるだろうというスタンスではなく、値千金の情報が得られた時だけアップデート致しますので、毎日ご提供というわけにはいかないのはご容赦ください。ファンダメンタル情報の鮮度には絶対の自信を持っておりますが、マーケット全体の動向や個別の需給による実際の売り買いのタイミングについてはご自分で判断頂きますので、株式投資中級者以上の方々向けの内容となりますのでご注意下さい。 個別銘柄の推奨数:原則として30日間に1銘柄