新型コロナ(オミクロン株)への懸念が高まり、先週末の米株の指数は軒並み2%以上下落しました。まあでも今のところ暴落ではありませんよね。取引時間短縮で流動性が少なかったので、動きが大きくなりがちだったということもありました。米ダウ平均は動きがイレギュラーなのでおいといて、S&P500指数とナスダック指数で考えますと、先月末でラリーが終わりそうな雰囲気だったところ、テーパリング開始だが金利をすぐ上げるわけではない、という絶妙のFRBの姿勢を好感してのボーナス的な株価上昇があったところを、ちょうど下げて帳消しにしただけという感じ。ここまでなら、特に問題なし。
一方で日本株。指数は金曜日に既に2%以上下げていたのに、アメリカ時間で指数先物は更に3%ほど下がっています。米株の上げにはついていかず、下げだけについていきがちな日本株なんで、これもまあ想定内と言えば想定内。
で、明日下げたところをどうするか。もちろんオミクロン株がどれほど脅威になるのかが分からないうちは、動きようもなかなかないので、今日のところは一応レベル感も考えた上での一般論。
指数ですと、
8月に27,000円まで下がったので少しそれを意識しつつ、でもなんとなく27,500円ではサポートされてたからそこまで下がったら買おうかな、という機関投資家は現時点ではまだ多いはずです。日経平均の12か月先予想EPSが2,120円ぐらいでして、そのPER13倍が27,560円ですから、ファンダメンタルズでも買いで入る説明はしやすいところです。ですがしかしそのレベルを狙っていると、それより手前の28,000円ぐらいまでしか下がらないとういこともよくあります。ちょうど先週の日経平均先物が引けたレベルが28,000円ぐらい。指数としてはそこら辺から27,500円までは少しずつ買ってみたい。
個別株ですと、少し複雑で、
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