明日水曜日の夜に米CPI発表を控えていることもあり、今日も全体的には小動きでした。
次回の米FOMCは9月下旬と遠いので、それほど神経質になるところでもないのですが、現在はインフレ圧力低下を見込んで金利が低下している局面のところで、先週の雇用統計の強さを見て、次回の利上げは0.5%ポイントではなく0.75%ポイントではないかという懸念が増えてきたため、マーケットは少し神経質になっています。安心してロングを増やしていたところが、ポジションの整理(売り)を始めているので、上値が抑えられる展開となっています。
日経平均は28,000円をわずかに割っての引けとなりました。しかし249.28円の下げのうち、下げ幅寄与率TOP2社の東京エレクトロンとソフトバンクグループでの下げが228.43円なので、それが無ければほぼ下がってなかったのにというところではあります。(対して上げ幅寄与率TOP2社のファーストリテイリングとトレンドマイクロでの上げ分は79.78円)。明日の出直しに期待というところです。(しかしソフトバンクグループの3兆円の赤字も凄かったですが、”たった”7%しか下がらないというのも、ある意味凄いですね。)
決算発表シーズンを迎えていますが、今のところ業績は堅調です。決算を受けた後の株価のリアクションは、変にひねることなく業績の良し悪しで素直に株価の上げ下げが決まっている印象で、単に決算プレーがやりやすいということだけではなく、ポジションを増やして勝負できるいいマーケットだなというのが、非常に好感が持てます。
ですので下がったものを買うというよりは、上がったものについていく、そうしたプレーの方がやや有利そうです。本日の【参考銘柄】。決算発表の後に大きく上がりまして、下がったところを買いたいのですが、そういう株ほど中々下がってくれません。昨年の年初からずっと追っている銘柄で、上がりはしても中々上抜け出来ない展開でしたが、今回の決算で一皮むけた感があります。直近では高いところですので、いきなりガツンとは買えませんが、上がっても下がってもコツコツとためていけば、時間はかかるかもしれませんが株価はここから倍もありそうで、アップサイドは非常に大きそうです。
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