グローバルに株式市場の基調は弱いというのは変わっていません。ですが昨日の米株の下げは軽いポンドショックだったということなのか、日本時間では落ち着きを取り戻した感じで、米株指数先物は強い動きとなり、日本株も全般的には昨日の下げを戻す展開となりました。とはいえ上昇幅は全く物足りず、日中の動きからも強さよりは弱さを感じるところが大きかったです。今晩の米株市場が気になるところですが、3.5%を超えて上げ止まらず、4%近くまで来てしまった米10年債の動きがキーと見ており、4%を突破せずに止まってくれれば、株も少しは戻り相場に入れるのではないかと思っています。

 

日本株市場は明日から月末にかけ、配当再投資の買い、日経平均銘柄入れ替え、月末(年度中間期末)といった大きな需給が発生します。色々考慮しますと、海外市場の影響を除いた日計り的な動きとしては、28日は強く、29日は持つのであればお昼ぐらいまでは強く、30日の引けにかけて弱含む、そんな感じの動きを想定しています。

 

FPパートナー(7388)が本日-6.4%と大きく下げました。

 

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FPパートナー(7388) 現値2,743円

9/22の場中に【参考銘柄】とした時の株価が2,775円で、翌日に高値3,420円まで急騰(+23.2%)した後、元の株価まで戻ってきてしまいました。短中期で見込める株価を3,456円としていたのですが、そのわずか36円下からの反転。3,460円で売り指していて売り逃した方、トレーディングとして見ていて3,456円より下でも上手く売れた方、色々いらっしゃると思いますが、余裕があるのであれば、もう一度買いのチャンスだと思います。ただ現在は、IPO後すぐのイケイケの雰囲気の中ではなく、利食いも含めて売り圧のために下がっている局面ですので、ガツっと大きく買う感じではなく、買い下がりでの取引をお勧めします。ロスカット価格は9/22コメントと同様に2,600円でいいと思います。

【参考銘柄】 FPパートナー(7388)

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]