昨日の東京時間での時間外取引の動きで既に分かっていたので、昨晩の米株時間で実際にマイクロソフト、アルファベットなどが大きく下げるなどして、米ナズダック指数が2%以上も下がりましても、今日の日本のグロース株には目立った影響はありませんでした。
ただグロース株の勢いは昨日が一旦のピークだったようで、昨日激増した東証グロース市場の売買代金が、今日は平均ぐらいまで減少したり、本日上場のFCE(9564)がIPO価格を32%上回って初値が付いたものの、そこから15%下げて引けたりと、エネルギー不足は否めませんでしたね。それでも東証グロース市場指数、東証マザーズ指数がほぼ変わらずで引けていたのは立派なものではありました。おかげでここから上だか下だかより分かりづらくなりましたが。。。(ちなみにFCEは、教育研修事業ではなく、DX推進事業にフォーカスがあたる場面がくれば、2,500円くらいまでの上昇はあると見ています。今日の引け値は1,752円。いつその場面がくるかは今の段階ではなんとも。。。)
とりあえず米10年債が4%近辺で落ち着き、ドル円が145円台前半まで一旦売られるなど、これまでのマーケットと逆の動きとなっています。個別株でのファンダメンタルズはまだ効く局面だとは思いますが、全体感として全体が逆の流れという意味では、上げてきた個別株は利食い急ぎ気味で行きたいところです。上に賭けたいのであれば、その代わりに指数を買うのがお勧めです。指数単体としては、引き続き、日経の27,500円、東証マザーズ指数の750ptを超えられるかどうかに注目しており、超えれば買い、越えなければやや売り気味という感じです。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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