昨夜発表の米1月CPIは、予想よりもやや高いものでしたが前月比では下がってるということで、それなりの無難通過となりました。ただ、グロース株中心の米ナスダック指数は多少上げましたが+0.6%程度であり、その他指数も含め、引き続き方向感は出なかったですね。
日米金利差がやや開いたことで円安気味となり、本日の日本株市場は日経平均に引っ張られて寄り付きは強く始まったのですが、その後はじり安の展開となりました。終わってみれば27,501.86円と、いつもの27,500円にまた戻ってきたねと。
決算発表は昨日がピークでした。数字的には、相場全体を引っ張り上げるほど強くはないとはいえ、そこそこの数字のようには見えました。しかし、凄くいい数字、悪かったが出尽くし的、そういう銘柄以外は総じて売られる展開が今日も続き、特に中小型株は理不尽なほど下げるものも目立ちましたね。ただ指数的にはまだ持ちこたえていますし、いい銘柄を安く買えるチャンスとなると思っています。明日以降、こちらのコラムでもリサーチのコラムでも、いい銘柄を厳選してお届けしていきます。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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