今日もほんとに呆れるくらい日経平均は強いなと思っていたいましたところ、後場寄り前に経産省による半導体製造装置の輸出規制強化のニュースが出てからマーケットは急落、日経平均は31,270円くらいから30,830円くらいまでを10分ちょいで下げました。その後はニュースがいまいち消化できない感じでふらふらした後、少し戻して引けましたが、31,000円割れでの引けとなりました。
指数の下げは日経平均-0.4%、TOPIXで-0.7%、東証マザーズ指数でも-0.6%で、指数だけ見るとそれほど下げなかったようにも見えるのですが、半導体株が下げるのは当たり前として、弊社推奨銘柄も含めファンダメンタルズのいいものがリスクオフムードで一斉に大きく売られた感じで、ちょっと辛い日になりましたね。
上がっているうちは売らないでおこうと思っているが、いつ売るいつ売るかと売りのタイミングを計っていた主体にとっては、絶好の売りの言い訳的なニュースが出た感じで、そうした売りもあって、ニュースから読み取れる売り圧力以上の売りが出てきていた感じでしたね。下がると売りを急ぐ主体もいますでしょうから、短期的にはまだ売りがでそうです。一方で、30,000円台前半まで下がってくれば、下で買えてなかった主体が買いに来ますでしょうから、今のところはそれほどの深押しを想定していません。
マーケット全体がリスクオフの売りモードに変化したわけはないので、持ちの中小型株が大きく下がっていても、とりあえず今日は運が悪かったなぐらいで気を取り直して明日を迎えましょう。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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